寒い時期には、厚手の靴下やタイツ、ブーツなどを手放せない日も多いですね。そして、靴を脱いだときに足のニオイが気になることもあるのではないでしょうか。そこで今回は、寒い時期の足のニオイ対策についてご紹介します。
寒い時期の足のニオイの原因は、厚めの靴下やタイツ、ブーツなどによって通気性が悪くなり、蒸れやすくなることがあげられます。また汗腺の多い足の裏はこの季節でも意外と汗をかきます。汗自体は無臭ですが、皮膚の細菌が分解していくときにニオイが出ます。寒い時期は、乾燥などで角質が厚くなっており、そこに雑菌がたまりやすくなるなど、ニオイが出る条件が揃っているといえます。
足のニオイ対策としては、まず足を清潔に保つことが大事です。毎日お風呂でしっかり洗うようにします。足はついざっくりと洗ってしまうことも多いかもしれませんが、石けんの泡を作り、指の間まで丁寧に洗うのがポイント。爪の溝の汚れは、ネイルブラシなどを使って優しく洗うとよいでしょう。
足も乾燥によるダメージを受けやすいので、肌に優しい石けんを使うのも大切です。クリーミーな泡立ちでうるおいを残しつつ、すっきりした洗い上がりの「無添加せっけん」や「無添加ボディソープ」「無添加泡のボディソープ」はおすすめです。
寒い時期は乾燥などで足の角質が硬く厚くなり、雑菌の温床になりやすいので、角質ケアを行うとよいでしょう。ただ、かかとなど硬くなってしまった角質は、保湿して柔らかくしようと思ってもローションやクリームが中に入っていきません。
そんなときは入浴時にスムーザーや軽石などで優しくオフします。やりすぎはNGですのでご注意を。お風呂上りには、指の間まで水気をよく拭き取り、すぐにクリームやオイルなどで十分に保湿しましょう。
そのほかに、同じ靴を毎日履かないことも大切。一度履いた靴は、陰干ししたり、靴の中に新聞紙などを入れてよく乾燥させるようにします。靴のインソールをこまめに替えたり、靴を履く前に足用のデオドラント剤を使用するのもいいですね。ストッキングや靴下は通気性に優れたものを選ぶとよいでしょう。
足のニオイは寒い時期も油断大敵。しっかりお手入れをして快適な毎日を送りたいですね。