おしゃれな髪を楽しみたい秋ですが、どうも髪がきしんでしまうという方もいるのではないでしょうか。しかし、あまり髪は切りたくないというケースもあります。そこで今回は、きしみを抑えてしなやかな髪をキープする方法をご紹介します。
髪のきしみは、髪の表皮にあるうろこ状のキューティクルが傷んで剥がれているために起こります。開いたままのキューティクルが重なり合うと、毛羽立ったように手触りが悪く、絡みやすくなります。
キューティクルが剥がれやすくなる要因としては、シャンプーやカラー、パーマなどで髪が本来の弱酸性からアルカリ性に傾いたり、また濡れたまま寝たことによる摩擦、高温のヘアアイロンやコテなどが考えられます。
髪のきしみ対策としては、まずはシャンプーの選び方と洗い方が大切。シャンプーは肌と同じ弱酸性のものやアミノ酸系のものがいいでしょう。髪を洗うときは、髪をこすり合わせずに頭皮を揉むように洗います。
髪自体を洗う場合も泡を立てて揉むようにします。「カウブランド無添加シャンプー」は、地肌に優しいアミノ酸系洗浄成分配合の弱酸性で、「さらさら」と「しっとり」の2タイプがあるので自分の髪に合ったものが選べます。
また、きしみ予防には髪のキューティクルを整えてくれるトリートメントも重要です。トリートメントによって、ドライヤーやヘアアイロンによるダメージを減らすことができます。「カウブランド無添加トリートメント」は髪と地肌に優しい弱酸性トリートメントで、こちらも軽やかな「さらさら」と、毛先までしなやかにまとまる「しっとり」の2タイプから選べます。
洗髪後は必ずドライヤーで乾かして寝ることもポイントです。自然乾燥は、キューティクルが開いたままで水分がどんどん逃げてしまうのでNG。ドライヤーを髪から20cm程度離して、短い時間で乾かします。
髪の根元に当てると乾きやすいですが、1カ所に当てすぎないようドライヤーを揺らしながら使うのがコツ。8割程度乾いたら、最後に冷風を当てることでキューティクルも引き締まり、就寝時に枕との摩擦も減らせます。
キューティクルを守るにはカラーリングやブリーチの回数を減らすのも効果的です。日々のお手入れではナイロンなど静電気が起きやすいブラシを避け、天然毛や木製のものを使って、とくに寝起きは寝ぐせ直しのウォーターなどをつけてから優しくブラッシングします。
ちょっとした気遣いとお手入れできしみのないしなやかなヘアをキープして、秋を楽しみたいですね。