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Mutenkaコラム

【テーマ:美容】
体の冷えが肌の乾燥につながることをご存じですか?
~冷え対策を行って、冬も健やかな素肌で~

冷えが気になる季節がやってきました。冷えが体によくないことは知られていますが、肌の乾燥にも関係があることをご存知でしょうか。そこで今回は、体の冷えを予防する方法と肌の乾燥対策についてご紹介します。


体の冷えが肌の乾燥につながる理由としては、体が冷えて血のめぐりが悪くなると、肌に栄養が行き渡りにくくなります。その結果、代謝が滞り、肌の乾燥につながるといわれています。さらに冬は空気の乾燥や暖房による乾燥などが重なることになります。


体の冷えと乾燥対策については、とくに重要なのが入浴の仕方です。まず、熱すぎるお湯に浸かるのはNG。湯温を必要以上に高くしてしまうと、交感神経が高ぶって眠れなくなったり、血管が収縮して入浴後にかえって冷えを招くことがあります。


また、熱いお湯によって肌の油分が奪われてカサカサになることもあります。乾燥を防ぎながら体を温めたいときは、ぬるめのお湯の半身浴がおすすめです。38~40℃のお湯で20分以上半身浴します。お風呂の椅子などを使って高さ調整し、上半身が冷えるようならバスタオルなどを肩に掛けて対策しましょう。


また、お風呂ではナイロンタオルなどで体をゴシゴシ洗うのも厳禁です。綿などの柔らかな素材のタオルで優しく洗うか、手洗いします。毎日洗うのは汚れやすい箇所のみで、それ以外の部分やとくに乾燥しやすい脚のすねなどは毎日洗う必要はありません。


せっけんやボディソープは、肌に優しく汚れだけを落としてうるおいを残してくれるものがおすすめです。


さらに寒い脱衣室に裸のまま出ると急に冷えるので、暖かい浴室で体をふいた後、バスタオルを体に巻いて出るとよいでしょう。すぐに靴下を履くのもおすすめです。そして、入浴後は素早く保湿ケアを。


乾燥の程度によって、オイルやクリーム、ローションなどを使い分けます。なお、スキンケアは温かい手で行いましょう。冷えた手でケアすると、肌の温度が下がるだけでなく、オイルやクリームの成分が浸透しにくくなります。


寝る前には、軽いストレッチなどリラックスタイムを作り、烏龍茶や紅茶など温かい発酵茶を飲んで冷えを防ぎます。また、体を冷やさない快適な眠りのためには、体を締め付けないゆったりしたパジャマを着たり、湯たんぽを体から離して置いてゆるやかに温めてもよいでしょう。


冷えを防ぎながら小さなケアを積み重ねて、乾燥知らずの美しい素肌を目指したいですね。

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