いつの間にか手の甲が日焼けしているなと思ったことはありませんか。長袖の季節から日光にさらされていることが多い手の甲は、日焼けリスクの高い箇所のひとつ。今回はきれいな手肌を守るための方法についてご紹介します。
日焼け止めクリームをつける際、顔周りはとても気になりますが、手の甲へのケアはついおろそかになりがち。そして、じわじわと日焼けが進行していきます。手は水に触れることが多く、たとえ日焼け止めクリームをつけても取れやすいという面もあります。さらに夏は汗をかいて落ちやすくなることも。そんな状態で強い紫外線を受けるので、知らない間に色素沈着を起こしやすくなります。
手のUVケアは、手の甲や指先にいたるまで意識的に日焼け止めクリームをつけるのがポイント。手首や指の関節などしわの部分にも丁寧に塗ります。外出時は、日焼け止めクリームを携帯して、手洗いの後などに手指にこまめに塗りましょう。車や自転車に乗るときは、UV加工を施した手袋で日差しを防ぐようにします。
日々のお手入れについては、日常の手洗いの際に優しい石鹸を使うことが、しなやかな手肌につながります。入浴の際にも、肌に優しい石鹸を使って手肌を洗うようにします。汚れだけを落としてうるおいを残してくれる石鹸がおすすめです。
夏は湿気や汗などでうるおいが保たれているように勘違いしがちですが、実は紫外線やエアコンによって肌が乾燥しているケースもあります。お顔の手入れをした際には、手の甲や指も化粧水や乳液などを使って、忘れずに保湿をしましょう。
コットンでローションパックをしたり、クリームなどを使ってハンドマッサージをするのも効果的です。角質ケアを週に1~2回程度行うのもよいでしょう。ただし、ごしごしこすったり、回数を増やすのはNG。角質ケアをすると紫外線の影響を受けやすくなるので、レジャーの前などに行うのは避けましょう。
きれいな手は女性をより美しく見せてくれます。日差しが厳しい夏も忘れずケアをして、しっとりとした手肌を維持したいですね。