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Mutenkaコラム

【テーマ:美容】
手や指先の乾燥が始まっていませんか?
~”ささくれ”を予防して、しなやかな手肌に~

乾燥しやすい季節になると、ささくれや甘皮の周りのガサガサなど手指の肌が気になる方も多いのではないでしょうか。一度、手や指先ががさつくと治りにくいものです。そこで、ハンドケアは早めに始めるのがおすすめです。今回は、ささくれを予防するためのハンドケア方法についてご紹介します。


ささくれの原因は、まずは大気の乾燥。そこに、家事や長時間のパソコン使用、紙を沢山触る仕事などが、さらなる乾燥を招きます。気温の低下によって血のめぐりが悪くなり、指先まで栄養素や酸素が行きわたらないこともささくれにつながることがあります。また、ネイルの除光液や過度な甘皮除去も手肌への刺激となるため、注意が必要です。


ささくれの予防法としては、ハンドクリームなどで乾燥対策を行うことが大切。家事やパソコン作業の合間などにもこまめにつけるようにしましょう。クリームの前に化粧水などで保湿してからクリームでふたをするのも効果的です。乾燥が始まる季節の手洗いは、汚れを落としつつ、うるおいを残してくれる優しい石けんを使うことも、健やかな手肌を保つのに良い方法といえます。


また、指先マッサージをして血行を促すのもおすすめの対策です。指の根元から指先まで1本1本ていねいに、爪の周りもほぐすように。マッサージの際は、刺激を避けるためにオイルやクリームをつけることをお忘れなく。また、ネイルや除光液もつめを乾燥させますので、そのまえにオイルマッサージをするとよいでしょう。除光液がつめの周りの皮膚につかないようにしたり、過度な甘皮除去を避けることも大切です。


ささくれになってしまった場合の処理については、指でむやみに取るのは厳禁。なんでもない部分の皮膚まで傷つけてしまう可能性があります。消毒を施した小さめのはさみやニッパー型の爪切りなどで、めくれた部分だけを切り取ってクリームを塗っておきましょう。


栄養面では、野菜や果物を含むバランスの良い食事を前提として、肉・魚介・卵・大豆などの良質なタンパク質を摂ること。そして、皮膚や粘膜を健康的に保つといわれるビタミンAやB2も積極的に摂取しましょう。ビタミンAはレバーやうなぎなどに豊富に含まれており、ビタミンB2は卵や乳製品、葉菜類などに多く含まれています。


今からしっかりハンドケアをして、冬になってもしなやかな手肌を維持したいものですね。

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