この時期は、まだお肌には夏のダメージが残り、ちょっとお疲れ気味。紫外線による影響のほか、夏場の運動不足がかかわっているかも。運動不足は肌の不調の原因となることがあります。気温が下がって過ごしやすい日には、体を動かしてみてはいかがでしょう。今回は、美肌に効果的な運動の仕方やこの季節の素肌ケアなどについてご紹介します。
美肌のためには日頃のスキンケアのほかに、良質な眠りやバランスのいい食事、そして適度な運動が大切です。運動不足で血のめぐりが悪くなると、肌に必要な栄養や酸素が行きわたりにくくなります。
その結果、くまやくすみにつながったり、肌荒れやニキビなどの原因になるケースもあるようです。体を動かさずに頭ばかりを働かせていると、体のバランスが崩れて不眠になりやすく、ストレスから肌トラブルを起こす負の連鎖を招きかねません。
運動がもたらす肌へのメリットは、血のめぐりが良くなり、肌の生まれ変わりに必要な成分が行き渡りやすくなるということ。運動することで成長ホルモンが分泌され、代謝が促されるということもあるようです。運動で汗をかくことでデトックス効果も得られます。
肌に効果的な運動については、ウォーキング・ジョギング・水泳などの有酸素運動がおすすめ。ウォーキングなら、1日20~30分程度で週2~3回。姿勢を良くして、早歩きします。通勤時などにスニーカーで歩くのもいいですね。ジョギングは無理のない短時間から始めて、徐々に時間を長くしていくとよいでしょう。
有酸素運動なので、あくまでもゆっくり走ることを心がけます。水泳は短時間でも運動量が高く、しかも水圧で血のめぐりが促されるともいわれます。水中ウォーキングなども筋肉に負荷がかかり、体を引き締める効果があるようです。
基本となるスキンケアに関しては、きちんと洗って、しっかり保湿。そんなシンプルなお手入れをていねいに行うことが大切。きちんと汚れを落としつつ、うるおいをキープしてくれる洗顔フォームがおすすめです。泡立たせて、肌にストレスをかけないように手を軽くのせる程度の優しいタッチで洗い、洗顔後は、すみやかに化粧水で保湿します。
元気な素肌は、元気な体から。せっかくの心地いい季節ですから、適度な運動を上手に取り入れながら、輝く秋の素肌を目指しましょう。