日焼けしないように予防を心がけていても、うっかり太陽に長く当たってしまい、思った以上に日焼けをしてしまうこともあります。
そんなとき、どんなアフターケアをするかで肌の状態が変わってきます。紫外線の強い季節はまだまだ続きます。そこで今回は、うっかり日焼けをしてしまった後のお手入れ方法についてご紹介します。
日焼け後のアフターケアで大切なことは、汚れ落としとクールダウンをしっかりすること。メイクや日焼け止めクリーム、汗などの汚れを水で洗い流しながら、肌を冷やします。肌の汚れを落とすときは、洗顔フォームや石けんをなるべく使わずに、静かに流水を当てて流すのがおすすめです。
石けんなどを使って洗う場合は十分泡立てて優しく汚れを落とし、いつもより念入りにすすぎます。その後、保冷剤をくるんだ濡れタオルや氷水を入れたビニール袋を日焼けした部分に当てるとよいでしょう。
ただし、皮膚に痛みがある場合は、やけどと同様の処置になりますので、軟膏を塗ったり、病院で診てもらうようにしましょう。
汚れ落としとクールダウンを行ったら、たっぷりの化粧水で保湿します。シートマスクやコットンでパタパタつけるのは刺激になりやすいので、手で優しく行います。
いつもの化粧水がヒリッと感じるときは、なるべく成分がシンプルな化粧水や敏感肌用のものなどを使います。化粧水を冷蔵庫で冷やしておくとよりクールダウンできていいですね。
さらに、日焼け後のケアでもう一つ大事なのが、カラダへの水分補給。日焼けによって肌の細胞の水分が失われ、脱水ぎみになるので、スポーツ飲料などで水分を効率よく摂るようにします。水を多く摂ることで新陳代謝も高まります。
もちろん肌の回復のためには、バランスの取れた食事で必要な栄養をしっかりと摂ることも大切。肌の活性化を促すたんぱく質や亜鉛、免疫力を高めるビタミンAやシミ予防に効果的なビタミンCなどを積極的に取り入れましょう。
夏は旅行に行ったり、行楽地に出かけたりと色々と楽しい季節。日焼け予防とともに日焼け後のケアもしっかり行って、健やかな肌をキープしたいですね。