春は、明るい春メイクでお出かけしたいですね。でも、なんだか目元に元気がなくてアイメイクが決まらないことも。その原因は、まつげが細くなったり、抜けやすくなっているからかもしれません。お化粧の重要ポイントになる目元、特にまつげの負担は想像以上です。正しくケアをして、まつげにツヤやハリを取り戻しましょう。
まつげは、本来髪と同じように生え変わるもの。ところが、毎日ビューラーで引っ張ったり曲げたりして力を加えたり、マスカラを重ね塗りしたり、つけまつげのグルー(接着剤)やまつげパーマ、エクステなどで負担がかかったりすると、抜けたり、細くなってしまいます。また目の周りの皮膚を傷めないようにと、クレンジングを控えめに行うとマスカラが落ちていないこともあります。
まつげを元気に保つための対策としては、まずビューラーで強く引っ張らないことが大切。そして、ビューラーのゴムをこまめに交換しましょう。ゴムがへこんできたらすぐにかえるようにすることで、ビューラーを2~3 回使っただけでまつげが持ち上がるようになるようです。そして、マスカラもできれば重ね塗りせず、つけまつげのグルーもできるだけ少量に抑えるようにしましょう。
クレンジングの際は、ポイントメイク用のものでアイメイクを優しく、かつしっかり落とします。コツは、クレンジング液をたっぷり含ませたコットンで、人差し指と中指を使ってまつげをはさみ、10 秒程なじませてからオフします。お風呂であせらず行うといいですね。
目の周りを優しくマッサージしたり、ツボ押しで毛細血管のめぐりを活性化させるのもおすすめ。そのほかには、まつげを休ませてあげる日を作ったり、ファンデーションを自分の肌に合ったものに変えて、まつげが生えている根元の皮膚を健康にすることも大切です。
まつげの健康のためには食事も重要です。まつげの成分は髪の毛と同様にケラチンというタンパク質なので、肉や魚介をはじめ、大豆、卵など良質なタンパク質を摂取することが必要です。またケラチンを生成する役割を持つ亜鉛も大切。亜鉛は、牡蠣やアサリ、豚レバー、ナッツ類やゴマなどに多く含まれています。
まつげは、顔の印象をがらりと変える大切な部分です。ぜひ健康的なまつげをキープして、華やかな笑顔で春を過ごしたいですね。