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Mutenkaコラム

【テーマ:健康】
夏の料理作り、暑くて大変ではないですか?
~ヘルシーで簡単!夏料理のコツをご紹介~

夏場は、スタミナをつけるためにしっかりした食事を用意しようと思いつつも、暑くてキッチンに長居したくない、できるだけ火を使いたくないというのが本音ではないでしょうか。そこで今回は簡単でありながら、夏バテ防止に効果的な料理のコツをご紹介します。


食欲が落ちやすい夏は、そうめんやざるそば、冷やし中華などの麺類がどうしても多くなりますね。でも、炭水化物だけではエネルギーに変えられません。炭水化物を消化するには、豚肉や豆類、うなぎ、いわしなどに豊富に含まれるビタミンB1やB2のほか、酢、梅干、グレープフルーツ、レモンなどに多く含まれるクエン酸などを摂取することが大切です。特に夏場は、体内でビタミンの消費が激しくなりますので積極的に取り入れましょう。


ビタミンB1、B2、クエン酸などの夏バテ防止に必要な栄養素を簡単に取り入れるには、例えば、いつもの麺類にレンジで温めた豚肉に梅肉を和えたものや、うなぎの酢の物などを添えるのもよいでしょう。夏野菜にレモンをかけてメニューに加えるのもおすすめです。また、グレープフルーツなどのフルーツジュースに、マイルドな黒酢を少し入れて、食事に添える方法もあります。クエン酸は汗のニオイを抑える効果もあるといわれています。


しょうがやわさび、こしょうなどの香辛料やねぎ、みょうが、大葉などの香味野菜は、食欲を促進する効果もありますので、麺類の薬味以外にもいろいろな料理に加えるとよいでしょう。刻んだりおろすだけで生のまま利用できますので、調理の手間がかからないのがうれしいですね。


また、プチトマトやオクラ、ししとう、きゅうり、レタスなどの野菜を選べば、皮をむいたり、下ゆでなしに料理に使うことができます。ほかにも、手羽先の処理や魚の骨切りなどは、キッチンばさみを使えば、すばやく簡単に切ることもできます。


火を使わない料理の例としては、ごはんに缶詰のさんまのかば焼きやツナ缶をのせて、大葉やみょうが、ねぎなどの香味野菜のトッピングをすればバランスのいい簡単丼になります。また簡単に本格的な料理を作る方法としては、電子レンジを活用したり、炊飯器を使えば煮物なども作ることができます。インターネットや書籍などでも電子レンジや炊飯器を使ったレシピがたくさん紹介されていますので、チェックしてみては。


まだしばらく厳しい暑さが続きそうです。冷房に当たりすぎたり、冷たいものを飲み過ぎたりすると、夏バテを招く要因になるのは周知の通りですが、やはり基本はバランスの取れた食生活。栄養にも気を配りながら、健康的に夏を過ごしたいですね。 

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