紫外線が強い季節がやってきました。肌の日差し対策を行う人も多いのではないでしょうか。そんな中、意外と忘れがちなのが、唇です。これから夏にかけて、紫外線などの影響を受けて、唇にもくすみが出ることもあります。色艶が悪く、かさついた唇だと、せっかくのお気に入りの口紅も、きれいな色がでにくくなります。そこで、今回は紫外線に負けないリップケアの方法について、ご紹介します。
唇の皮膚は薄くて、とてもデリケート。汗腺や皮脂腺がなく皮脂膜もつくられないので、水分が蒸発しやすく、カサカサになりやすくなります。口紅を塗っていないときなどは、ダイレクトに紫外線にさらされ、荒れの原因になりやすいといわれます。紫外線対策としては、こまめな保湿がポイント。冬場に限らず、リップクリームでうるおいを保つようにしましょう。これからの季節は、紫外線(UV)効果のある成分が入ったリップクリームもおすすめです
口紅は、日焼け対策にもなります。リップメイクをすることで、昼間の紫外線ダメージから唇を守ることができます。初夏は、ちょっとした買い物や洗濯物を干すときにも思った以上に紫外線のダメージを受けるので、注意が必要です。ただし、口紅は成分が残らないよう、夜にはクレンジングなどでよく落とすようにしましょう。
また、自宅で簡単にできるケアとしては、リップパックもあります。上質なオリーブオイルをほんの少量、唇に塗ります。保湿効果のある蜂蜜を少し重ねてもよいでしょう。ラップをして、5分そのままにします。乾燥が目立つときは、ラップの上からホットタオルを当てるとさらに効果的です。入浴時などに試してみてはいかがでしょう。
唇のケアは食生活も大切です。バランスの取れていない食事が続いたり、ビタミンが不足すると、唇のトラブルの原因になることもあります。特に、粘膜を守るビタミンB2が豊富な食品が有効です。ビタミンB2は、レバーや青魚、納豆、卵、ほうれん草などに多く含まれています。
うるおいのある唇は、女性らしさの象徴。初夏らしいファッションも、すてきな笑顔があってこそ華やぎます。ちょっとした気づかいで紫外線や乾燥を防いで、魅力的なぷるぷるリップを目指したいですね。