これからクリスマスパーティーや忘年会などの宴会が増える季節。フォーマルなドレスや、ちょっとしたおしゃれ着など、首筋や胸元が出る洋服を着る機会もあります。首から鎖骨、胸元にかけてのデコルテは、日頃からケアしておきたいですね。また、特に年齢が表れやすい部分でもあります。そこで今回は、いざというときにあわてないよう、家庭などで簡単にできるデコルテのお手入れ方法をご紹介します。
デコルデは、寒くなると洋服で隠れていることが多い部分なので、つい油断しがち。しかし、首やデコルテの皮膚は、頬の皮膚よりも薄いといわれ、汗腺や皮脂腺も少なく乾燥しやすい箇所です。また、夏場に紫外線のダメージを受けていることもあります。デコルテのスキンケアは、顔用の美容液やクリームで丁寧に行うようにしましょう。乾燥が気になる部分には重ね塗りをしたり、オイルなどをプラスするものおすすめです。
また、デコルデのマッサージは、立体的で美しい鎖骨のラインを出すのに役立ちます。首から鎖骨にかけてリンパが多く通っていますので、クリームをつけて耳の下から首筋を通って鎖骨へと、老廃物を流すイメージで優しくマッサージしましょう。そして、鎖骨の下のラインに沿って人差し指、中指、薬指の3本を使って、中から外へと、左右それぞれ5~6回ずつマッサージします。デコルデのマッサージは、顔の新陳代謝を良くしますので、顔の血行を良くし、むくみなどにも効果がありますよ。
首の筋力の低下は、首のたるみやシワの一因にもなります。そこで、首の筋力を鍛えるエクササイズもおすすめです。まず姿勢を正し、軽く上を向いて「イー」と言うような感じで、首筋が浮き出るようにします。そして少しずつ頭を上げて、真上を向いて10秒キープ、これを3回行います。普段使わない首の筋肉が使われていることが実感できるでしょう。
女性の首やデコルテは、意外と見られている部分でもあります。その一方で、美しい首やデコルテは、なにより女性らしさを感じさせ、アクセサリーもいらないほど。日頃からしっかりお手入れをして、パーティーや宴会などでちょっと大胆な胸元が開いた洋服を楽しめるといいですね。