家事を行う女性にとって、冬は憂うつな手荒れの季節。今年の冬は手荒れと追いかけっこのハンドケアではなく、心もうるおうちょっと贅沢な癒しのハンドケアをしてみませんか?そこで今回は、自宅で簡単にできるケア方法をご紹介します。
まず手荒れ対策の基本は、手が水に濡れたらタオルでしっかり水分を拭き取ることが大切です。水分が残っていると、残った水分が蒸発するときに、肌のうるおいが奪われやすくなるといわれています。また、手を拭く際は肌に負担をかけないように、やさしく軽く押さえるようにしましょう。
ハンドクリームは、手を洗って十分に水気を取ったあと、乾燥しないうちにすぐに塗ります。クリームを手の平に取って両手で少し温めると、クリームの伸びも良くなり肌になじみやすくなりますよ。一度にたっぷり塗るのでなく、こまめに少量ずつ塗り込むとより効果的です。
ハンドクリームの前に化粧水で保水するのも効果的ですし、美容液などを使うのもいいでしょう。手の乾燥がひどいときには、ローションパックもおすすめです。ティッシュなどにローションをたっぷり含ませて手に貼り付け、その上からビニール袋をかぶせて5分ほどキープします。テレビなどを見ながら、リラックスタイムに試してみてはいかがでしょう。
手荒れには、蒸しタオルのパックも効果的です。指から手の甲、手の平、手首までハンドクリームをたっぷり塗って、蒸しタオルで手をくるむように包んで数分間そのままにします。残ったハンドクリームを取り除けば、しっとりうるおいますよ。指先の荒れが気になるときは、ハンドクリームの前に、爪のキューティクルオイルなどを先に塗っておくとよいでしょう。
手荒れにつながりやすい食器洗いは、実はハンドケアのチャンス。クリームや美容オイルなどを手に塗ったあと、使い捨てのビニール手袋をして、その上からゴム手袋をはめてお湯で食器を洗います。スチーム効果で、クリームや美容オイルの成分が浸透しやすくなりますよ。食器洗いをしながら、同時にハンドケアができるのはうれしいですね。
一年中紫外線にさらされ、しかも顔よりもめぐりが悪いといわれる手は、年齢の出やすい部分です。手荒れ対策というよりもワンランク上のハンドケアでいたわってあげましょう。しなやかな美しい手は、ひときわ魅力的な女性に見せてくれますよ。