日差しが眩しくなるにつれ、気になるのが紫外線。大人はもちろん、最近では子どもの紫外線対策も注目されています。子どもの紫外線対策の先進国としては、オーストラリアの取り組みが有名です。オーストラリアは皮膚ガンが世界一多い国として、幼少期の子どもにも、紫外線対策を指導しているそうです。小さなころから、外遊びの際には帽子を持参させ、日焼け防止剤を塗るよう教育しているとか。日本では、さすがにそこまではいきませんが、紫外線対策の重要性は徐々に浸透しているようですね。健康面からも、親子で紫外線対策を行いたいものです。
「3ヵ月の美白対策も、1日対策を怠るだけで水の泡」だとか。紫外線対策の基本は、シンプルに、いかに紫外線を浴びないようにするかです。日傘を差したり、日焼け防止剤を塗るのは、皆さん実践されていると思います。日焼け止めは、伸びの良いクリームやスプレータイプなどお好みで使い分けて塗るのがコツです。時間的に余裕があれば、親子で塗りあうのも楽しいですよね。そして帰宅後は、お肌にやさしいソープできれいに洗い流しましょう。
万が一、紫外線対策を忘れて外出してしまった場合は、手持ちの物で紫外線対策をしてみましょう。ハンカチやタオルがあれば、帽子代わりにかぶったり、シャツの襟を立てて首筋をカバー。また、なるべく日陰や日差しの照り返しの少ない場所を歩くようにするのも効果的です。
そして帰宅後は、紫外線を受けた皮膚の再生に役立つ、ビタミンCやE、βカロチンなどの栄養素を摂るようにするとよいでしょう。レシピ例としては、にんじんやセロリ、パプリカの野菜スティックや、トマトなどを使った緑黄色野菜サラダなど。ほかにも、ニラ卵、モロヘイヤのお浸し、納豆などもお勧めです。冷蔵庫を覗いてみて、栄養素の高い食材を夕食のメニューに追加してみては。フルーツや野菜ジュースなどから摂取してもよいでしょう。
一年の中でも、特に紫外線の強くなるこれからの時期。無理のない範囲で、手軽に紫外線対策を実践したいものですね。